【携帯一つで不動産売買】米国企業Opendoorとは？

会社概要

Opendoor社は2014年にアメリカで創業された不動産のデジタルプラットフォームです。その特徴は不動産の売買がモバイルデバイスからできるようになったこと、そして独自の価格査定システム「iBuyer」を採用している点です。同社は伝統的な方法を脱して、オンラインで査定や購入を行うことができるために評価を得て、現在では米国内の30ほどの都市で展開しています。また、2020年9月には上場を果たし、多額の資金調達を達成しました。

創業ストーリー

Opendoor社は2014年3月にKeith Rabois、Eric Wu、JDRossの三人によって設立されました。創業以前からもシリアルアントレプレナーとしてシリコンバレーの有力者であったRaboisの存在もあり、創業直後から様々なVCから資金を調達し、事業を開始しました。2019年にはソフトバンクビジョンファンドから4億ドルを調達するなど、国内外から注目される企業です。

ビジョン・ミッション

• 誰もが自由に移動できるようにすること

ビジネスモデル図解

強み

• 不動産取引プロセスの短さ

多くの伝統的な不動産取引は物件探しから、引き渡しまで多大なる時間と手間を費やす必要性がありました。Opendoor社はオンライン取引とデジタル技術によるプロセス効率化を通じて、買い手と売り手の利便性を向上させています。

マーケット

経営陣紹介

Eric Wu氏　CEO

Opendoor社のCEO。2014年にKeith Rabois、JDRossと共に同社を創業する以前は、Rentadvisor.com社を設立。また、Social capital Hedosophia Holdungs Corp2社を設立するなど、起業家としてこれまでのキャリアを送ってきた。アリゾナ大学で学位を取得。

主要な資金調達先

• Softbank Vision Fund
• GGV Capital
• General Atlantic
• BlackRock
• Norwest Venture Capital

今後の動向