【中国No.1】ハウスシェアリングのユニコーン企業である途家とは？

会社概要

途家は2011年に設立された会社であり、Airbnbのような短期的なハウスシェアリング事業を主体としたビジネスを行っている。現在、途家は中国国内の400の都市や地域、そして海外では1000以上の場所での宿泊を提供している。公式HPによれば、それらの宿泊先の総計は2019年時点で230万にも上る。また、2017年には3億米ドルの資金の調達を成功させており、国内外からシェアリングエコノミーのユニコーン企業として高く注目されている。

創業ストーリー

2011年12月に中国国内初の中高級バケーションアパートメントの予約プラットフォーム「途家 Homestay」がリリースされました。翌年には国際的な投資機関4つから資本注入を受けたほか、海外での宿泊を可能にしました。さらに2014年には一億米ドルのシリーズC融資を完了、政府や自治体とのキャンペーンも積極的に打ち出します。2016年には1日56000泊の予約注文を達成し、中国のハウスシェアリングの中で最も高い記録を達成しました。その後も、現在に至るまで急速に事業を発展させています。

ビジョン/ミッション

• 人々が共有の楽しさをより楽しんで、旅行の意味を理解できるようにしましょう
• 旅行や宿泊をより簡単に、より安全に、そしてより楽しくする

ビジネスモデル図解

強み

• 中国全土のみならず海外に数多く存在する管理物件
• ミドルクラス〜ハイエンドの物件数・種類

マーケット

経営陣紹介

Luo Jun氏　創設者兼取締役(元CEO)

途家を2011年に創業したLuo Jun氏は元々上海財経大学で会計学を専攻し、その後は北京航空航天大学でソフトウェア工学における修士号を取得しました。Luo氏は2007年に中国に不動産メディアSina Leu、2009年にChina Real Estate Information Groupを設立しました。その後、途家を設立しますが2019年にCEOを退きましたが、取締役として同社に留まっています。社外では観光健康不動産協会会長や全国不動産商工会議所連盟会長、中国不動産協会プランナーローテーション会長などを務めています。

主要な資金調達先

• Trip.com
• 58.com
• All-Stars Investment
•  Ascott
• CDH Investments

今後の動向