【社長が追放!?】コワーキングスペース事業No.1のWe Workとは?

日本を含む世界各国に展開してるWe Work社。コワーキングスペース事業のリーディングカンパニーとして、We Work社を知らない方は少ないかもしれません。本記事では、社長追放を経た同社の事業概要やビジネスモデル、今後の展望などをお伝えしていきます。

会社概要

We Work社は2010年にニューヨークにて、Adam Neumanb氏とMiguel McKalvey氏によって創業されたコワーキングスペース運営を主要事業とする企業です。同社は創業以降、世界中にその運営スペースを拡大させていきました。日本にも複数のコワーキングスペースを展開させており、当該分野におけるトップ企業へと成長しました。特に日本ではソフトバンクビジョンファンド(SFV)が出資したことが話題にもなりました。現在、同社はコワーキングスペース事業のみならず、シェアハウス事業や教育事業も行っています。

創業ストーリー

We Work社の歴史はその前身となるGreen Desk社から始まりました。上述のAdam・Miguel両氏、及びJoshua Guttman氏の三人で始めた小さなビルでのコワーキングスペース事業です。しかし、その後Joshua氏とそれ以外の2人の間で意見が割れてしまい、結果として入居者間のコミュニケーションやネットワーキングを重要視したAdam・Miguel両氏はWe Work社をニューヨークにて創業しました。その後、個人投資家やファンドなどから繰り返し資金調達を成功させ、現在のような世界規模の企業に成長しました。

ビジョン・ミッション

  • グローバルなコミュニティを構築すること
  • 人と企業が一つの場に集まって最高の仕事ができるような環境を作ること

ビジネスモデル図解

強み

  • 世界500拠点以上を結ぶネットワーク
  • 様々な用途に適したスペース設計
  • 入居者間での交流

マーケット

出典:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2007/30/news020.html

経営陣紹介

Adam Neumann氏 創業者兼元CEO

イスラエル生まれ。同国ではイスラエル海軍に一時期従事していた。渡米後はバルーク・カレッジ経営大学院を卒業し、在学時から様々な事業にチャレンジしていたがその多くは失敗。2010年にMiguel Mckalveyと共同で創業したwe work社が急速に拡大し、莫大な財産を築く。しかし、2019年に素行やS-1申請に伴う開示に基づく投資家からの圧力が高まったことを受け、We WorkのCEOを辞職。

Sandeep Mathrani氏 現CEO

Sandeep氏はインドのグジャラート出身のインド系アメリカ人。同氏は米スティーブンス工科大学で工学の博士号まで取得し、その後はGGP incのCEOやブルックフィールドの小売不動産部門の管理責任者を務めた。2019年のAdam Neumann氏のWe Work社追放を受けて、新たにCEOの職に就くこととなった。

主要な資金調達先

  • Softbank Group
  • Benchmark
  • GoldmanSachs
  • Aleph
  • Fidelity Investments

今後の動向

画像引用:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2007/30/news020.html
出典:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2007/30/news020.html